当院の感染症発生動向(R7.9.22〜9.27)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・・3例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・2例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・1例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・2例

アデノウイルス感染症・・・・・・1例

インフルエンザA・・・・・・・・1例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・3例

RSウイルス感染症・・・・・・・0例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・3例

  • ・熱が続くウイルス感染症が流行しています。中には1週間も熱が続く子がいます。ほとんどが軽症で、調べても重症の感染症が見付かることは少ないのですが、中には重症化して入院治療が必要な子もいました。やはり高熱が、4日5日と続く時は注意深い観察と、必要に応じて検査することもあります。

当院の感染症発生動向(R7.9.16〜9.20)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・3例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・3例

アデノウイルス感染症・・・・・・1例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・2例

RSウイルス感染症・・・・・・・2例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・4例

  • ・案の定、インフルエンザの流行は拡大することなく、終息してきたようです。本格的な流行はやはり年末から年明けでしょうか。

  • ・当院でのインフルエンザワクチンも来月から開始します。今年は経鼻ワクチンを増やしました。効果はほとんど同等のようですし、大きな副反応もなさそうで、痛いのが大嫌いな子には良いでしょうし、効果が1年間と長持ちするので、受験生にも良いかも知れません。

当院の感染症発生動向(R7.9.8〜9.13)

当院の感染症発生動向

溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・4例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・2例

手足口病・・・・・・・・・・・・2例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・7例

アデノウイルス感染症・・・・・・0例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・3例

RSウイルス感染症・・・・・・・3例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・5例

  • ・当院では確認していませんが、B型のインフルエンザも出ているという話しを聞きました。しかしA型のインフルエンザも先週は出ていませんでした。さてこの後、流行するかどうか注意深く観て行きます。
  • ・先週、ゼイゼイする風邪が出てきたと書きました、RSウイルスが3例いました。最近は流行期がずれることが多いようですが、RS ウイルスは例年ですと、秋に流行し、本格的なインフルエンザの流行期に入ると減ってきます。ただ最近、この感染症の季節性が当てはまらなくなってきています。夏風邪やら、冬のインフルエンザやら、同時に出ています。

当院の感染症発生動向(R7.9.1〜9.6)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・・3例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・1例

手足口病・・・・・・・・・・・・3例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・3例

アデノウイルス感染症・・・・・・0例

インフルエンザA・・・・・・・・2例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・2例

RSウイルス感染症・・・・・・・0例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・4例

  • ・インフルエンザが早くも流行期に入ったと報道されていました。当院でも確認していますし、市内で学級閉鎖があったと言う声も聞こえてきました。しかしこれがそのまま大きな流行に拡大するかどうかはまだ分かりません。秋になり涼しくなって、学校でも冷房を入れずに窓を明けて屋内に外気を入れると、それだけで流行の拡大をかなり防ぐことが出来ると期待しています。コロナにしても然り。積極的に窓を開けて空気を入れ換えましょう。

  • ・秋になってゼイゼイする子が増えてきました。喘息発作のシーズン到来です。わら焼きも始まる頃です。ゼイゼイという音だけなく、胸の動き(陥没呼吸、シーソー呼吸)にも注目してください。呼吸困難があるときは夜間でも救急を受診しましょう。

当院の感染症発生動向(R7.8.25〜8.28)

当院の感染症発生動向

溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・1例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・4例

アデノウイルス感染症・・・・・・0例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・2例

RSウイルス感染症・・・・・・・0例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・8例

  • ・ニュースにもなっていますが、新型コロナが再び流行しています。少なくとも小児の症状はほとんどが軽症で、風邪と変わりありません。一人、高校生で症状が強く、コロナの治療薬を投与した子がいました。高齢者や基礎疾患がある方は引き続き注意すべき感染症なのでしょう。

  • ・手足口病やヘルパンギーナもチラホラとは出ています。

当院の感染症発生動向(R7.8.18〜8.23)

当院の感染症発生動向

溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・1例

手足口病・・・・・・・・・・・・1例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・0例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・3例

RSウイルス感染症・・・・・・・0例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・依然としてマイコプラズマ肺炎の子は来ています。一例だけ最初に投与された抗菌剤が無効で、発熱が10日間以上続き当院を受診された子がいました。一般状態も悪く入院してもらいましたが、多くは軽症例で、肺炎を起こしていても外来治療で治ります。もっとも稀には心筋炎や脳炎、髄膜炎などの肺炎以外のものがあるので、そこは覚えておく必要はあります。

  • ・マイコプラズマ以外の目立った感染症はありませんでした。

当院の感染症発生動向(R7.8.12〜8.16)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・1例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・0例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・2例

RSウイルス感染症・・・・・・・0例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・12日と16日、2日間だけの集計です。
  • ・12日は休診の小児科医院が多く、当院を掛かり付けにしていないお子さんの受診が多くありました。しかしその中にはマイコプラズマ肺炎や、発熱が続き検査が必要なお子さんもいました。そういう受診は掛かり付けで無くとも適切と言えるでしょう。
  • ただ、軽症での受診も少なくありませんでした。医療機関が適当に休診日を分散すれば良いのでしょうが、特にそれを協議する場も無く、なかなか難しいものがあります。
  • 普段からホームケアで対処できる状態か、あるいは受診するべき状態なのかを見極める目を持って欲しいと思います。迷ったときは当院でも、あるいは♯8000にでも相談するのも良いことと思います。

当院の感染症発生動向(R7.8.4〜8.9)

当院の感染症発生動向

溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・6例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・1例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・1例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・2例

RSウイルス感染症・・・・・・・0例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・6月の院長のひとことに夏枯れの話を書きました。確かに6月の患者数は少なかったのですが、7月末から再び増加しています。近隣の小児科のお休みやお盆前の駆け込み?が重なったためかも知れませんが、風邪引きさんの数も増えているようです。

  • ・引き続き、発熱だけの子が多いです。中には長引く子もいて、5日以上続く子もいます。発熱が続くときは、元気でも何か大きな病気が隠れていないか検査することにしています。

  • ・溶連菌感染症、マイコプラズマは要注意。百日咳の流行は少し治まってきたようです。

当院の感染症発生動向(R7.7.28〜7.30)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・1例

手足口病・・・・・・・・・・・・0例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・0例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・1例

RSウイルス感染症・・・・・・・0例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・7月最後の週、夏休みを取ったので3日間だけの集計です。先週と同じに普通の風邪や、発熱だけの風邪引きさんも多いです。熱が高くても顔色や機嫌が良ければ、1日2日は様子を見ても良いでしょう。
  • ・熱が高いのに顔色が悪い、無表情で目がうつろ、呼吸が苦しそう、そんな時は直ぐに受診してください。熱以外の症状にも注意してください。元気でも熱が3日4日続くときも受診しましょう。

当院の感染症発生動向(R7.7.22 〜7.26)

当院の感染症発生動向

溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・1例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・0例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・0例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・2例

RSウイルス感染症・・・・・・・1例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・上の表に上がってくる名前の付いた感染症は随分少ないですが、患者数は6月の中旬よりは少し多めでした。ヘルパンギーナなどのいわゆる夏風邪では無く、それこそ普通の熱・咳・鼻の風邪引きさんが多いように思います。暑さで体力が消耗するのか、あるいは冷房を付けて窓を閉め、換気が悪くなるからでしょうか。
  • ・クリニックは冷房の効率は悪くなりますが、窓を少し開けるようにしていました。

当院の感染症発生動向(R7.7.14〜7.19)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・・3例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・2例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・0例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・0例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・5例

RSウイルス感染症・・・・・・・0例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・1例

  • ・マイコプラズマと百日咳が気になります。どちらも潜伏期間が長かったり、経過が長かったり、あるいはどちらも抗菌剤への耐性菌が出てきて、治療が難しくなってきたりと共通しています。そのため、だらだらと流行が続くのでしょう。

  • ・マイコプラズマが致死的になることは希ですが、時に肺炎以外の場所で悪さをします。
  • ・百日咳は生後2ヶ月未満のまだ予防接種を受けられない赤ちゃんで重症化することがあり、これは致死的、あるいは後遺症を残すことがあり、何としてでも予防したい感染症です。幸いワクチンが有効です。ただ、そのワクチンが入手困難なのが残念です。

当院の感染症発生動向(R7.7.7〜7.12)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・・4例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・1例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・1例

手足口病・・・・・・・・・・・・0例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・2例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・1例

RSウイルス感染症・・・・・・・0例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・2例

  • ・外来の患者数は引き続き、それほど多くはありませんが、感染症の種類は依然として多いようです。
  • ・新型コロナの2例は保育園での小流行です。おそらく同じような流行はあちこちの集団で起こっているのでしょう。症状は軽微です。子どもだけ見ていれば風邪と同じで、これなら5日間の隔離期間も不要でないかとも思いますが、やはり高齢者など重症化のリスクの高い人にとっては危険な感染症の一つなのでしょう。現在でもリスクの高い人はワクチン接種が必要と言われています。
  • パンデミックの初めと今では新型コロナウイルスそのものが変わったように、ワクチンの意義も大きく変わっています。現在のワクチンの目的は重症化予防がメインと言えます。小児にとってワクチンのメリットは以前ほどには大きくないと考えています。