R4.1.171.22

当院の感染症発生動向(R4.1.17~1.22)

動向ともう一つ

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 弘前市の新型コロナウイルス感染症の流行で、当院にも新型コロナに罹患した児は受診しています。多くは軽症例で中には熱で苦しそうにしている子もいますが、翌日か翌々日には解熱しています。咳などの症状も多くは長引いていません。今のオミクロンだからかも知れませんが、やはり新型コロナは子どもにとっては普通の風邪と考えて良いのでしょう。しかし中には重症化する子もいるかも知れません。注意深い観察は必要です。

・ 今、混乱しているのは子どもが感染した時のご家族の対応です。子どもを一人で隔離するわけにはいかず、当然ご家族は濃厚接触者になるわけですが、問題は何日間自宅待機すれば良いかについてです。ガイドラインでは最終暴露日から10日間となっています。では何時を持って最終暴露日とするのか・・・。感染した子どもは10日間自宅待機になっていますから、その最終日から10日間?そうなると20日間休まなければならず、家庭だけでなく、社会全体の問題になってしまうのではないかと危惧しています。
・ 今のままのゼロコロナ政策は何れは破綻するのではないでしょうか。ある程度、目をつむれる所は目をつむり、ウイズコロナ政策へと転換して行く必要があると考えています。

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