R6.12.912.14

当院の感染症発生動向(R6.12.9〜12.14)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・9例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・6例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・ 12例

     手足口病・・・・・・・・・・・・1例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・0例

     インフルエンザA・・・・・・・・7例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・1例

     RSウイルス感染症・・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・1例

  • ・マイコプラズマ感染症はやや減ってきたように思います。このまま終息してくれることを願っています。

  • ・インフルエンザは少しずつ増えてきました。首都圏のデータを見ると今後、一気に増加してくるかも知れません。ただ症状が軽く、とてもインフルエンザに見えない子もいました。ワクチンを接種済みの子でしたので、今年のワクチンも有効なのでしょう。
  • インフルエンザも大部分は自然治癒します。軽症例では必ずしも抗インフルエンザ薬が必要という訳ではありません。
  • 稀に脳症などを合併する重症例もありますが、抗インフルエンザ薬で脳症を防げるわけではありません。脳症を起こす子は一気に重症化するので、やはり予防接種をしておくことが大切でしょう。
  • 漢方薬も有効です。脳症予防にはむしろ漢方薬が良いという報告もあります。
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