R6.4.305.2

当院の感染症発生動向(R6.4.30〜5.2)

動向ともう一つ

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・9例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・4例

     インフルエンザA・・・・・・・・0例

     インフルエンザB・・・・・・・・1例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・1例

  • ・GWの合間の3日間だけの集計です。

  • ・ウイルス性胃腸炎が増えています。症状は嘔吐と下痢ですが、ニュースで岩手県のサポウイルスによる弁当からの集団食中毒が出ていました。ウイルス性胃腸炎を起こすのはノロとロタだけではありません。サポ、アデノ、アストロウイルスなど色々です。どれも治療薬はなく対症療法だけです。以前は小児ではロタウイルスの胃腸炎が問題でしたが、今は予防接種のお陰でほとんど話題に上らなくなりました。治療、対応はどのウイルス性胃腸炎も全て同じです。脱水を起こさないように経口補水液で急性期を乗り切り、あとは下痢が治まるのを待つだけです。下痢が長引く場合は当院では整腸剤に漢方薬を追加することが多いです。

  • ・アデノウイルス感染症もコンスタントに出ています。
filed under: