2015年09月21日
当院の感染症発生動向(9/14~9/20)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 2例
ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・0例
その他のウイルス性胃腸炎・・・ 2例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・3例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・ 11例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
RSウイルス感染症・・・・・・・2例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ さすがに手足口病は下火になりました。おそらくこの連休で流行は終息するだろうと思っています。
・ 案の定、RSウイルスが出てきました。RSウイルス感染症は1歳以下の乳児ではゼイゼイと呼吸困難を伴い症状が重くなることも多いのですが、4,5歳の大きな子では症状は軽く、鼻風邪程度のことも多くあります。もちろん鼻風邪程度ではそれがRSかどうかは普通調べません。従ってRSの流行時期、幼児と乳児が一緒に遊ぶ時は注意が必要です。
2015年09月15日
当院の感染症動向(9/7~9/13)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 6例
ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・0例
その他のウイルス性胃腸炎・・・ 1例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・1例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・ 25例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
RSウイルス感染症・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ そろそろ終息すると予想した手足口病の流行はまだまだ続いています。こんな年もあるのですね。
・ 最近、耳下腺が腫れておたふく風邪を心配して受診する子が続けて何人かいました。反復性耳下腺炎と言って感染症ではない耳下腺炎もあるのですが、それが同じ時期に何人も続けてくるとは思われません。もちろん検査もしておたふく風邪でないことを確認しました。何か他のウイルスによる耳下腺炎なのかもしれません。(単なる想像です)
2015年09月08日
当院の感染症発生動向(8/31~9/6)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 3例
ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・0例
その他のウイルス性胃腸炎・・・ 0例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・ 22例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
RSウイルス感染症・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 手足口病の流行は下火になってきました。そろそろ終息するでしょう。
・ 例年だとこの後、ゼイゼイする風邪が流行って来ます。
・ 四国の松山でインフルエンザによる学級閉鎖の話題が入ってきました。しかしまだ今年の流行を予想するには早すぎます。しかしそれの流行が拡大するかどうかは注意深く診て行く必要があります。インフルエンザのワクチンは年内に済ませるべきでしょう。
2015年08月31日
当院の感染症動向(8/24~8/30)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 2例
ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・0例
その他のウイルス性胃腸炎・・・ 1例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・ 38例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・2例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
RSウイルス感染症・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 今年の手足口病は例年より皮疹や口内炎の症状の重い子が多い印象でした。先週からまたぶり返したようですが、今度の手足口病は比較的軽症です。今シーズン2回目の子も増えてきました。しかし軽症で、熱はないか直ぐに解熱。口内炎の症状も軽く、何も食べられない子はいないようです。
・ 溶連菌はコンスタントに出ていますが、その他の感染症はこれからでしょう。まず秋は普通の風邪が流行り、それに伴いゼイゼイする子も増えてきます。
2015年08月25日
当院の感染症発生動向(8/17~8/23)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 4例
ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・0例
その他のウイルス性胃腸炎・・・ 0例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・ 31例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・2例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
RSウイルス感染症・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 上の表(先週)ではまだ多いですが、今週は秋風が吹き、手足口病が流行tは収まってきたようです。しかし、再び軽症の手足口病が出ています。今年2回目という子も何人かいました。また別のウイルスによる手足口病なのでしょうね。そろそろ感染症も秋へと季節が変ってきたようです。
2015年08月19日
当院の感染症発生動向(8/1o~8/16)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 2例
ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・0例
その他のウイルス性胃腸炎・・・ 1例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・1例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・ 19例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・3例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
RSウイルス感染症・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 手足口病が大流行t中です。今年の手足口病は皮疹や口内炎などの症状が強い子が多いようです。罹ってしまった子は数日大変な思いをしていますが、皮疹が治ったとしてもしばらくは感染力gああ続きます。登園停止の措置で流行を防ぐことは出来ません。罹ってしまったら諦めてホームケアと、口の痛みが強い子はその痛みを和らげる治療で乗り切りましょう。
・ おたふく風邪と思われる子がリストともう一人います。二人とも首都圏から遊びに来ていた子達です。広まらないと良いですね。
2015年08月09日
当院の感染症動向(8/3~8/9)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 2例
ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・0例
その他のウイルス性胃腸炎・・・ 0例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・ 51例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・2例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
RSウイルス感染症・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 予想外の手足口病が大流行です。これだけ流行すると高熱や口内炎の症状の強い子も出てきます。中には舌に潰瘍が出来て、食事や水分摂取が困難になる子がいます。
・ ヘルパンギーナと診断される子もいますが、これも今流行している手足口病と同じウイルスだろうと想像しています。手足口病で皮疹の軽い子なのでしょう。ヘルパンギーナも手足口病と同じウイルス(コクサッキーウイルス及びエンテロウイルス)が原因なのです。
2015年08月06日
当院の感染症動向(7/27~8/2)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 2例
ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・0例
その他のウイルス性胃腸炎・・・ 0例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・ 26例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・2例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
RSウイルス感染症・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 手足口病が流行中です。手足口病の口内炎は比較的軽いことが多く、投薬無しで済むことが多いのですが、今年の手足口病は強い口内炎や潰瘍となった舌炎で口が痛くて物を食べられなくなる子が多いようです。痛みを少しでも和らげるようにと漢方薬の桔梗湯を処方しますが、全く痛みを消せるわけではありません。少しでも口当たりの良いものを摂らせて回復を待ちましょう。
2015年07月29日
当院の感染症動向(7/20~7/26)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 5例
ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・0例
その他のウイルス性胃腸炎・・・ 1例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・ 10例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
RSウイルス感染症・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 流行状況は先週と同様で、手足口病、溶連菌感染症の流行が続いていますが、嘔吐下痢症は減ってきました。
・ 手足口病が流行中ですが、どうも2種類同時に流行しているように思われます。手掌、足の裏の水疱が典型的なタイプと、皮疹は広範囲でも典型的な水疱にならないタイプとあるように思います。口内炎も沢山出る子とそうでない子とがいますが、それは個人差でしょう。どちらにしても今年の手足口病はそれほど症状は強くありません。おそらくコクサッキーウイルスと思われます。
・ 同じ手足口病でもエンテロウイルス71が流行すると症状の強いものが多く、脳炎などの合併症を起こす子がいると言われています。
2015年07月20日
当院の感染症動向(7/13~7/19)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 8例
ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・0例
その他のウイルス性胃腸炎・・・ 8例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・2例
手足口病・・・・・・・・・・・ 10例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・1例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
RSウイルス感染症・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 流行状況は先週と同様で、手足口病、嘔吐下痢症、溶連菌感染症の流行が続いています。
・ 早くもインフルエンザワクチンを話題にする季節になりました。これまでのインフルエンザワクチンはA型2種類、B型1種類の3価のワクチンでしたが、今シーズンからB型も2種類に増え、4価のワクチンとなります。これによりB型へのワクチンの有効率があがると思われます。詳しくは後日改めて解説します。
2015年07月14日
当院の感染症動向(7/6~7/12)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 9例
ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・1例
その他のウイルス性胃腸炎・・・ 4例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・1例
手足口病・・・・・・・・・・・ 12例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・2例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
RSウイルス感染症・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 手足口病、嘔吐下痢症、溶連菌感染症の流行は続いています。
・ アデノウイルス感染症が出てきました。アデノウイルス感染症では39℃以上の高熱が続きますが、熱の高さに比し、本人は元気なことが多いです。治療薬はありません。安静にして回復を待ちましょう。ただ、アデノウイルスに溶連菌を合併することがあります。その時は抗生剤の内服が必要です。
2015年07月05日
当院の感染症動向(6/29~7/5)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 3例
ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・1例
その他のウイルス性胃腸炎・・・ 6例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・2例
手足口病・・・・・・・・・・・ 10例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
RSウイルス感染症・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 手足口病はまだ流行中です。
・ りんご病が増えています。りんご病の発症は発疹が出る1,2週間前です。発疹が出た時には既に感染力がなく、元気なら登園、登校は可能です。ほとんどの子は合併症なく自然に治るのですが、貧血などの血液疾患があるとそれが悪化したり、妊婦さんが掛かると流産や胎児水腫などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。