2014年09月30日
当院の感染症発生動向(9/15~9/21)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 1例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 1例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 2例
おたふく風邪 0例
百日咳 0例
リンゴ病 1例
手足口病 0例
ヘルパンギーナ 0例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 0例
インフルエンザB 0例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 0例
・ 水痘が出ている保育園は増えてきました。10月になったら早々に水痘ワクチンを接種することをお勧めします。
・ 嘔吐下痢症が出てきました。そろそろノロの流行する季節です。普段から経口補水液を用意しておきましょう。
2014年09月24日
当院の感染症発生動向(9/15~9/21)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 1例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 0例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 1例
おたふく風邪 0例
百日咳 0例
リンゴ病 0例
手足口病 0例
ヘルパンギーナ 0例
アデノウイルス感染症 2例
インフルエンザA 0例
インフルエンザB 0例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 0例
・ 水痘が流行している保育園があるそうです。10月から水痘ワクチンの定期接種化が始まるのに間に合わなかったようです。他の保育園へ広がらないことを願っています。
2014年09月19日
当院の感染症発生動向(9/8~9/14)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 2例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 1例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 0例
おたふく風邪 0例
百日咳 0例
リンゴ病 0例
手足口病 4例
ヘルパンギーナ 0例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 0例
インフルエンザB 0例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 0例
・ 報告すべき感染症はとても少ないです。手足口病もそろそろ終わりでしょう。
・ ゼイゼイと呼吸困難を起こすウイルス感染症(おそらくRSやライノ、ヒトメタニューモウイルス)が増えてきました。気候の変化やそろそろワラ焼きも始まるでしょう。喘息の子ども達にとっては辛いシーズンです。しっかりと予防薬を飲んだり吸入して乗り切りましょう。
2014年09月08日
当院の感染症動向(9/1~9/7)
未分類
溶連菌感染症 2例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 1例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 0例
おたふく風邪 0例
百日咳 0例
リンゴ病 1例
手足口病 3例
ヘルパンギーナ 2例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 0例
インフルエンザB 0例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 0例
・ 今になって手足口病が増えてきました。しかしそれほど大きな流行になることはないでしょう。
・ 園でヒトメタニューモウイルスが流行していると患者さんから教えてもらいました。ヒトメタニューモウイルスはRSウイルスと同じように乳幼児にゼーゼーヒューヒューと喘息のような呼吸困難を起こしてくるウイルスで、この数年で知られるようになりました。今では迅速試験もありますが、当院では調べていません。RSほどには重症にならないし、治療も対症療法だけで特別な治療があるわけではないからです。他にもライノウイルスが喘鳴を引き起こすウイルスとして知られています。
2014年08月25日
当院の感染症発生動向(8/18~8/24)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 3例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 0例
細菌性胃腸炎 1例
水痘 1例
おたふく風邪 0例
百日咳 0例
リンゴ病 2例
手足口病 1例
ヘルパンギーナ 7例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 0例
インフルエンザB 0例
RSウイルス感染症 1例
マイコプラズマ感染症 0例
・ 依然、ヘルパンギーナ、あるいは類似の喉、熱の風邪が流行っています。しかしそろそろ収まってくるでしょう。
・水痘が出てきました。要注意です。
・ エボラ出血熱の話題がニュースで頻繁に流れています。遠いアフリカの話ですが、中国のユースの大会では関係国の選手の参加を断ったとか。今の世の中、物流、人の移動は世界規模。当院でもしばしば英文の予防接種証明を書かされます。大都市ほどではないにしても外国からの患者、旅行へ行ってきた人は受診します。外来診療で渡航歴を確認することは必須となりつつあります。
2014年08月18日
当院の感染症発生動向(8/11~8/17)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 1例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 0例
細菌性胃腸炎 1例
水痘 1例
おたふく風邪 0例
百日咳 0例
リンゴ病 0例
手足口病 0例
ヘルパンギーナ 4例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 0例
インフルエンザB 0例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 0例
・ しばらく水痘の子はいませんでしたが、他県から来た幼児が水痘で受診しました。お盆休みに日本中で人の移動があります。それと一緒に感染症も広がります。
・ 10月に水痘ワクチンが定期接種化をするのを待っている方も少なくありません。それまで流行しないと良いですね。
・ 今年は手足口病の大きな流行はありませんでした。
・ ヘルパンギーナはまだ出ていますが、涼しくなると減ってくるでしょう。代わって秋はゼイゼイする風邪が流行してきます。ご注意ください。
2014年08月04日
当院の感染症発生動向(7/28~8/3)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 3例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 0例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 0例
おたふく風邪 1例
百日咳 0例
リンゴ病 0例
手足口病 2例
ヘルパンギーナ 1例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 0例
インフルエンザB 0例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 0例
・ 患者さんから園でヘルパンギーナが流行していると聞くのですが、自分で診て明らかなヘルパンギーナの所見(のどの奥の口内炎)のある子は少ないです。やはり発熱、咽頭痛だけの子が多いようです。県の報告を見ると弘前のヘルパンギーナはかなり多いようです。他の先生と僕と診断基準が少し違うのかもしれませんね。
・ おたふく風邪はまだ続いています。おたふく風邪はの感染力はそれほど強くないので、逆に一旦流行が始まると、だらだらとだらだらと流行が長引く傾向があります。流行を終息させるには利還暦のない子は一斉に予防接種を受けることです。はやく定期接種になると良いですね。
2014年07月29日
当院の感染症発生動向(7/21~7/27)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 2例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 1例
細菌性胃腸炎 1例
水痘 0例
おたふく風邪 2例
百日咳 0例
リンゴ病 2例
手足口病 3例
ヘルパンギーナ 5例
アデノウイルス感染症 1例
インフルエンザA 0例
インフルエンザB 0例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 0例
・ 手足口病、ヘルパンギーナの流行はまだ小さいようです。しかし熱と喉の発赤だけの風邪が流行しています。おそらくヘルパンギーナと同じ原因ウイルスで症状の出方が違う(軽症)だけではないかと想像しています。インフルエンザでも症状の軽い人もいれば重い人もいますよね。
・ ある保育園でおたふく風邪が流行しています。水痘と違って感染力は強くないのでその分、流行が長引く傾向があります。また、水痘と違って治療薬がなく、髄膜炎、難聴といった合併症が多い感染症です。予防接種を積極的にお勧めしています。
2014年07月16日
当院の感染症発生動向(7/7~7/13)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 1例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 1例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 0例
おたふく風邪 1例
百日咳 0例
リンゴ病 4例
手足口病 3例
ヘルパンギーナ 1例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 0例
インフルエンザB 0例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 0例
・ 手足口病、ヘルパンギーナといった夏風邪が流行してきました。
手足口病を起こすウイルスは何種類かありますが、ウイルスによ
ってはまれに脳炎、髄膜炎といった重症の合併症を起こすことが
あります。しかし今流行している手足口病は重いタイプではなさ
そうです。
・ 先日、お産でニュージーランドから一時帰国しているお母さんが
上の子の受診で来ました。話を聞くと6月に帰国してまもなく日
本でインフルエンザを発症したそうです。南半球のニュージーラ
ンドは今は冬。インフルエンザが流行しているそうです。南半球
で流行したインフルエンザが日本に来るのか、あるいは北半球の
インフルエンザがニュージーランドへ行くのかよく分かりません
が、感染症は世界視野で考える必要があるということを再認識し
ました。
2014年07月07日
当院の感染症発生動向(6/30~7/6)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 1例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 0例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 0例
おたふく風邪 0例
百日咳 0例
リンゴ病 0例
手足口病 1例
ヘルパンギーナ 0例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 0例
インフルエンザB 0例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 0例
・ 小学生で熱だけが出る風邪(ウイルス感染症)が流行っています。安静にするだけで2日前後で解熱しますが、悪寒の強い場合は葛根湯や麻黄湯を処方していますが、他の病気が隠れていないかどうかは常に注意深く観察する必要があります。
・ おたふく風邪や水痘が流行している保育園もあるようですが、今のところ、流行が拡大する兆しはありません。
2014年07月01日
当院の感染症動向(6/23~6/29)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 3例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 0例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 0例
おたふく風邪 1例
百日咳 0例
リンゴ病 2例
手足口病 0例
ヘルパンギーナ 0例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 0例
インフルエンザB 0例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 0例
・ リンゴ病が流行している園があります。リンゴ病では発疹が出て診断がつく頃にはもう感染力はありません。一般状態が良ければ登園、登校可能です。
・ 手足口病やヘルパンギーナなどの夏風邪が出てきました。これらの夏風邪の発熱期間は1?2日ほど。喉が痛くなるので、喉越しの良いものをとらせ、回復を待ちましょう。
2014年06月02日
当院の感染症発生動向(5/26~6/1)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 3例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 2例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 2例
おたふく風邪 0例
百日咳 0例
リンゴ病 0例
手足口病 0例
ヘルパンギーナ 0例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 0例
インフルエンザB 0例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 0例
・ 嘔吐下痢症の大きな流行もなく、水痘もわずか。インフルエンザも0になり、外来は平和です。ただ発熱だけのおそらくウイルス感染症が増えてきました。これに咽頭痛が加われば、ヘルパンギーナなどの所謂夏風邪と言えますが、まだ喉の所見が強い例は見ません。
・ ボツボツと痒い皮疹で受診する毒蛾皮膚炎の子が増えています。今年はチャドクガが大発生しているのかもしれません。