当院の感染症発生動向(R5.9.4〜9.7)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・5例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・5例

     アデノウイルス感染症・・・・・・0例

     インフルエンザA・・・・・・・・0例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・ 15例

  • ・新型コロナ感染症の患者数は先週よりは減っていますが、4日間だけの集計です。まだピークアウトしたとは言えないでしょう。もう新型コロナ感染症の流行(第9波)はもしばらく続くと思っていた方が良いでしょう。

  • ・ヘルパンギーナなどの夏風邪はやや減少傾向のようです。

  • ・依然として発熱の子の受診は多いです。ほとんどは風邪のウイルス感染症ですが、中には重症の最近感染症や川崎病など感染症以外のものが紛れ込んでいる可能性もあり、注意深い観察が必要です。

当院の感染症発生動向(R5.8.28〜9.2)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・2例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・4例

     アデノウイルス感染症・・・・・・0例

     インフルエンザA・・・・・・・・0例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・ 23例

  • ・新型コロナ感染症の患者数は更に増えています。保育園児はまだ感染経路が分かるケースが大部分ですが、小学生ではどこで感染したか分からないケースの方が多い印象です。そろそろピークアウトしてほしいものです。

  • ・ぜいぜいと喘息発作を起こす子が多くなってきました。感染症をきっかけにして発作を起こすことが多いので、これから秋に向かって喘息発作は益々増えてくるでしょう。既に治療中の子は毎日の予防薬を忘れないようにお願いします。

  • ・呼吸困難は発熱よりも重症度は高いので、苦しそうなときは夜間でも救急を受診しましょう。

当院の感染症発生動向(R5.8.21〜8.26)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・4例

     アデノウイルス感染症・・・・・・1例

     インフルエンザA・・・・・・・・0例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・ 16例

  • ・新型コロナ感染症の患者数は更に増えています。やはりほとんど全てが軽症例です。
  • ・コロナ以外の感染症はやや減少傾向のようです。外来は多少余裕が出てきました。ただ近隣の小児科で発熱患者の診察を制限しているところが何カ所かあり、時間帯によってはまだまだ混雑しています。順番待ちの時間が長くなっていますが、どうかご了承ください。

当院の感染症発生動向(R5.8.14〜8.19)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・2例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・7例

     アデノウイルス感染症・・・・・・0例

     インフルエンザA・・・・・・・・0例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・ 13例

  • ・新型コロナ感染症の流行は第9波に突入したようです。大部分が軽症ですが、中には高熱となったり、頻回の嘔吐で症状の強い子もいます。ワクチンを希望する子は少なく、集団免疫は期待できず、ワクチンは個人防衛という意味しかなさそうです。しかし接種すれば罹っても軽症化は期待できます。

  • ・「院長のひとこと」にも書きましたが、大部分のCOVID-19の患者は軽症です。しかし中には重症化する子もいるようで、当院では今しばらく、従来通りの感染防止対策を取って診察します。
  • 乳幼児では周囲にコロナの患者がいなければ、一般の待合室で待機してもらいます。小学生以上の発熱はコロナのリスクが高く、原則として分けて診察、あるいは事前にコロナの検査をしますのでご了承ください。

当院の感染症発生動向(R5.8.7〜8.10)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・3例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・3例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・4例

     アデノウイルス感染症・・・・・・0例

     インフルエンザA・・・・・・・・0例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・5例

  • ・新型コロナ感染症は更に増加傾向にあります。しかし印象として更に軽症化しているように見えますが、全国的にそうなのかあるいは重症例は変わらずいるのか検討が必要です。

  • ・手足口病は典型例もありましたが、皮疹が顕著な例もありました。若しかすると流行っているのは1種類だけではないかも知れません。
  • ・ヘルパンギーナにしても典型例と口内炎様の所見がはっきりしないものと1種類だけではないのかもしれません。ヘルパンギーナにしても手足口病にしても原因ウイルスは1つではありません。繰り返し罹る可能性があります。いずれにしても対症療法だけで軽快することが大部分です。

当院の感染症発生動向(R5.7.31〜8.5)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・5例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・1例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・6例

     アデノウイルス感染症・・・・・・0例

     インフルエンザA・・・・・・・・0例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・3例

  • ・ねぷた祭りが始まり、心配したとおりに新型コロナの患者数は増えているようです。当院では3例だけでしたが、更に増加していくる可能性があります。どの子も軽症ですが、稀には重症化する例が報告されています。3回の予防接種を済ませると罹っても重症化するリスクは減りますが、残念ながらワクチンを希望する方はとても少ないのが現状です。

当院の感染症発生動向(R5.7.24〜7.29)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・6例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・2例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・9例

     アデノウイルス感染症・・・・・・0例

     インフルエンザA・・・・・・・・0例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・2例

  • ・手足口病、ヘルパンギーナが出ていますが、典型的ではありません。しかし元々原因ウイルスは1種類ではないので、色々なパターンがあっておかしくはありません。急激な発熱で、熱性痙攣を起こす子は多かったです。

  • ・新型コロナは引き続き出ています。弘前市内の幾つかの高校で集団で出ていますが、高校生は行動範囲が広いので、ウイルスは広く拡散して行くものと思われます。ねぷた祭りが始まります。また患者数は増加するものと予想しています。

当院の感染症発生動向(R5.7.18〜7.22)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・6例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・1例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・2例

     アデノウイルス感染症・・・・・・1例

     インフルエンザA・・・・・・・・0例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・1例

  • ・報道もされているようにヘルパンギーナや手足口病などの夏風邪が流行しています。一気に高熱が出て、熱性痙攣を起こす子も少なくありません。初めてひきつけを起こすと大抵の親御さんは慌ててしまいますが、熱性痙攣で命を落とすことはありません。吐き気を伴うときは誤嚥しないよう顔を横に向けて痙攣が止まるのを待ちましょう。舌を噛むことはないので、タオルなどを噛ませる必要はありません。5分以上止まらないときは救急車を呼んでください。

  • ・一旦下火になったRSウイルス感染症がまた増えてきました。2歳以下でRSウイルス感染症が周囲で流行し、発熱してきた場合は早めの受診をお勧めします。漢方薬の麻黄湯で重症化を防ぐことが出来る可能性があります。

当院の感染症発生動向(R5.7.10〜7.15)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・6例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・1例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・2例

     アデノウイルス感染症・・・・・・1例

     インフルエンザA・・・・・・・・0例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・1例

  • ・ヘルパンギーナが流行しているようですが、今週は典型的なヘルパンギーナは少なかったです。もっとも、喉が赤く、熱が出る風邪が流行っているので、それも経過を見るとヘルパンギーナになるのかも知れません。

  • ・熱だけの風邪が流行しています。喉の所見もそれ程強くありません。当院では熱だけで、その他の症状がなく、熱に負けていなければ投薬せずに経過を見てもらうことにしています。おそらく2日前後で解熱していると思いますが、中には重い感染症が隠れているかも知れません。熱やその他の症状、顔色など一般状態を注意深く観察してください。

当院の感染症発生動向(R5.7.3〜7.8)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・9例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・1例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・ 14例

     アデノウイルス感染症・・・・・・3例

     インフルエンザA・・・・・・・・0例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・1例

  • ・報道されているようにヘルパンギーナが流行しています。高熱と喉に水疱やそれが破れて口内炎のようになり喉の強い痛みで自分の唾液も飲み込めずよだれが多くなったりします。発熱は1日か2日ですが、一気に高熱となり熱性痙攣を起こすこともあります。喉の痛みには桔梗湯が有効です。桔梗湯は甘い漢方薬です。お湯に溶いて少しずつ飲ませると良いでしょう。それでも痛みが激しく何も摂取できないときには熱冷ましの坐薬やカロナールで一時的に楽にしてあげましょう。痛みが和らいだその間に少しずつ水分や喉越しの良いものを与えて乗り切りましょう。

  • ・感染性胃腸炎も出ています。何のウイルスか分かりませんが、感染性胃腸炎にはノロだけでなく、アデノ、サポ、アストロウイルスなど色々あります。どれも対処法、対応はノロと同じです。

当院の感染症発生動向(R5.6.26〜6.29)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・7例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・1例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・6例

     アデノウイルス感染症・・・・・・2例

     インフルエンザA・・・・・・・・0例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・4例

  • ・案の定、新型コロナウイルス感染症は増えています。もっとも症状は軽微で重症間はありません。ただ中に脳症や肺炎などで不幸な転帰を取る子もいるようです。もし感染したら2,3日は目を離せません。

  • ・手足口病やヘルパンギーナなどの夏風邪が流行中です。中にはごく初期で集計には入れませんでしたが、おそらくヘルパンギーナと思われる子も少なくありません。当院を受診しているヘルパンギーナはおそらくもっと多いはずです。
  •  ヘルパンギーナは急な発熱と喉の痛みが特徴です。喉の水疱が破れて口内炎のようになりとても痛く自分の唾も飲み込めない程です。熱は1日か2日で下がります。痛みを和らげる治療と喉越しの良い物を与えて乗り切りましょう。

当院の感染症発生動向(R5.6.19〜6.24)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・8例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・1例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・1例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・1例

     インフルエンザA・・・・・・・・0例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・水痘が流行している小学校があるようです。幼児期に2回接種したワクチンで出来た免疫はおそらく小学生くらいになると低下するのでしょう。軽症ですが、罹ってしまうことがあります。しかしやはり罹ってしまうと将来の帯状疱疹のリスクはある訳で、そこから再び周りに感染させることが予想されます。麻疹のように水痘を制圧するのはなかなか難しいようですね。

  • ・インフルエンザはほとんど終息したようです。

  • ・当院ではコロナは出ませんでしたが、こちらの方は小児のワクチンが進まない中、今後も患者の発生は続くものと予想されます。