一昨日の朝早く、2〜3百羽と思われる雁の群れが南の方角へと飛んで行くのを見ました。あまりの数の多さに驚き、そして南へ向かったのを不思議に思いました。
今、鶴田の廻堰大溜池(津軽富士見湖)や木造の田光沼には数万羽の雁や鴨たちがやってきています。南の方から渡ってきて、北へ帰る準備をしているのです。ハクチョウや雁たちは朝早くに周辺の田んぼへと採餌のためにねぐらの池や沼を飛び立ちます。それをねぐら立ちというのだそうです。雁が一斉に飛び立つ姿は壮観です。朝の雁の大群はおそらく近くの田んぼが雪に覆われ、餌を求めて南の方へと向かったのでしょう。一方、雁より小型の鴨たちはそのまま沼に留まり、そこで水草などを食べているようです。
彼らはもうすぐ、雪解けの様子を見ながら北へと旅立ちます。彼らの姿が消える頃、いよいよ津軽にも春がやってきます。
写真は日曜日の廻堰です。吹雪いていて撮影条件は良いとは言えませんでしたが、それはそれで幻想的な写真が撮れました (^_^)v