1週間も向こうに行っているとその土地の風景、雰囲気にすっかり馴染んでしまって、日本に帰ってきてからまだ体が日本モードになっていません。そう、実はまだ時差ぼけが治っていないのです。毎晩2、3時間しか眠れぬ日が続きかなり体力の限界に近づいていました。さすがに参って、眠剤を服用。漸く一昨日から少し眠れるようになりました。不眠症の人の辛さを肌で体験しています。
エジンバラは歴史ある美しい街です。協会の素晴らしいステンドグラス。重厚な時計台のあるホテル。今も女王が泊まるという煌びやかな宮殿。しかし華やかな歴史がある反面、古い住居や石畳には暗い闇の歴史も刻み込まれていました。地下の幽霊ツアーなんていうのもあるくらいです。ペストが流行したとき、環境の悪い地下の住居に暮らしていた貧しい人々は、子供も含めてそのまま地下に閉じ込められてしまったのだとか。ジキルとハイドのモデルになったといわれる人の建物は、レストランとなって今も残っていました。
エジンバラはとても美しい街でしたが、ただその美しい石畳の上にゴミやタバコの吸い殻が至る所、投げ捨てられているのは頂けなかった。公衆マナーがなっていない。もしかすると喫煙率は高いのでしょうか。路上でタバコをすっている人は日本より多いくらい。街が美しいだけに残念でした。
さて、これからしばらく山の写真がないときはエジンバラの写真を載せて行きますね。