フルーツキャンディソープ

院長のつれづれ

新型コロナの話題ばかりで鬱々としているばかりではいけません。
少し明るい話題を載せましょう。

今日の写真、何だと思います。
フルーツゼリー? いいえ、これは一つ一つ丁寧に手作りされた石けんなのです。
Li’iLi’iのフルーツキャンディソープをご存じですか?
僕もテレビで放送されるまで知らなかったのですが、神奈川県の小田原市にあるハンドメイドソープの会社です。あまりに素敵で、その話しを師長にしたらクリスマスにプレゼントしてくれました。

実はこの会社で働いている従業員は皆様々な障害を持つ方達です。つまり障害者の自立支援施設なのです。彼らが仕事を覚えるのは大変ですが、この会社を立ち上げた方(神原さん?)は根気よく、しかもやる気が起きるように仕事を教え、そしてそれに見合った充分な報酬を与えます。往々にして低賃金でとても自立するのは困難な施設が多い中で、この会社では障害者たちが自分たちで企画・制作しラッピングまで行い、それに見合った充分自立できるだけのお給料を貰うのです。そしてなにより良いのはその石けんを手にした人の驚き喜ぶ顔が見えて来ることです。

障害を持つ子どもの親御さんの一番の心配はその子が将来自立できるようになるかどうかではないでしょう。自分達が旅立った後、子ども達は一人で生きて行かなければなりません。少しでもこのような施設が増えることを願っています。

Li’ili’iとはハワイ語で「小さくて愛らしい」という意味だとHPにありました。少し高い石けんですが、それに見合った素敵な石けんです。ネット販売もしているようです。皆さんもお一ついかがですか?

https://www.liilii.link/user_data/about_liilii

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