2年に1度の世界乳幼児精神保健学会。第14回大会の今年はイギリス、スコットランドの首都エジンバラで開催されました。僕にとっては初めて参加する国際学会でしたが、学会だけでなく歴史のあるスコットランドの文化や風景にも興味がありました。エジンバラは街全体が世界遺産に登録されており、その名に違わず、中世の街並がそのまま残る石畳の美しい街でした。第一印象はディズニーランド?でも本物はこっちです。火山活動で出来たという街を見下ろす岩山の上にあるエジンバラ城は決して美しいとはいえず、しかし無骨で、正に実戦向きの要塞でした。朝早く、あるいは聴講に疲れた頭を休めるため、街を散歩するのは気持ちよかったです。というか歩き回っている時間の方が長かったかも。街中にある国立博物館はとても大きく、子ども達でも興味を引くようにディスプレイを工夫してあり、一回りするのにゆうに3時間はかかりました。驚いたのは入場料無料!写真撮影もOK!日本ではありえません。
さて、肝心の学会は日本からもたくさんの参加者があり、和気あいあいとしつつも熱気を帯びたあつい学会でした。会場全体が暖かな雰囲気に包まれていたのはやはり皆が親子の心の問題に関わっているからでしょうか。今回の学会の一番の成果は沢山の人と知り合えたことでしょう。日本から来た方には来年自分が主催するFOUR WINDS弘前大会の宣伝がてら名刺を配りまくったのでした。
写真はエジンバラ城とエジンバラのオールド・タウン。なんだか観光写真みたいだなあ。でもまあよく分かるので・・・。