今年もインフルエンザワクチンのシーズンが近づいています。昨年はインフルエンザの子はほとんどいませんでした。これは自分が医者になって初めてのことです。今年は流行るでしょうか?
多くの感染症で流行しやすい季節があるのですが、昨年からその流行が読めなくなっています。全く例年のパターンから外れています。しかし昨年全く流行しなかったRSウイルスが今年は大流行しました。昨年流行しなかったので、RSウイルスに対する免疫を持たない、あるいは免疫が弱くなった子どもが増えて、その結果大流行に繋がったのではないかと言われています。同じ事がインフルエンザにも言えるのではないかと危惧しています。南半球では今年も流行しなかったそうです。北半球でも同じように今年も流行しないのかも知れませんが、それは分かりません。リスクマネジメントとして、予防接種はやるべきかなと考えています。
さて、当院のインフルエンザワクチンですが、昨年予約無しでワクチンが入る限り、希望者を出来るだけ接種しようと頑張りました。予約無しだとそれ程混まないのではないかと考えたのです。しかしそれは間違いでした。インフルエンザワクチンの時間は外の廊下にまで長い行列が出来てしまいました。そう、密になってしまったのです。という訳でやはり今年は予約を取って接種することにしました。ただ、例年よりワクチンの生産が少ないようです。そこで今年は対象を当院を掛かり付けにしてくれているお子様(20歳以下)に限らせて頂きます。
そして日曜日に3回、集団接種を行います。密にならないように接種時間のチケットをお配りします。平日のワクチンは10人だけと限らせて頂きます。ただし、喘息などの基礎疾患があるお子様は予約無しで定期受診の時に接種します。
予約開始は10月1日からです。
お知らせにも掲示します。ご不明の点はスタッフにお問い合わせください。