日曜日、久し振りに八甲田を登りました。早春の残雪の森を気ままに歩くのが好きで、例年4月から5月に何度か八甲田を登るのですが、今年は自分の体調や用事でなかなか登れずにいました。八甲田は3月以来です。その時はまだ雪山でした。
3ヶ月ぶりの山はすっかり装いを変えていました。酸ヶ湯周辺の濃い緑が朝日に眩しく輝いていました。毛無岱のお花畑は既に盛りを過ぎ少し残念に思いましたが、赤倉岳の稜線まで上がると、様々な高山植物が出迎えてくれました。チングルマやイワカガミだけでなく、春一番に咲くミネズオウがまだ咲いていましたし、ミヤマオダマキなどの初夏の花も咲き始めていました。もう若い頃のようにスタスタとは登れませんが、ゆっくりと時間を掛けて山を楽しみながら登っていました。
久し振りに山の花の写真をお届けします。写真左上は下毛無岱のウラジロヨウラク、右上は上毛無岱のチングルマ、下は稜線の岩場に咲くイワウメです。