2週間前は登山道の8割方は雪に覆われていたのが、どんどん雪解けは進み、大方、登山道が現れ、そろそろ慣れない人でも道に迷うこともなさそうです。しかし、前夜に降った雨でクマザサの葉が濡れ、道はぬかるみ、八甲田という名にふさわしいどろんこの道でした。雨具も泥だらけになってしまいました。八甲田とは八つの峰と、沢山の田(湿原)があるところから名付けれらたそうです。
毛無岱の湿原ではいたる所にショウジョウバカマが細長い枝に冠のようなピンクの花を乗せ、ミズバショウやチングルマも咲き始めていました。雪が早くに消えた稜線ではコメバツガザクラが見頃を迎えていました。写真上がコメバツガザクラ、下がミネズオウです。
もう後、2週間もすると湿原はお花畑になるでしょう。しかし今年の6月は2回もお出かけしなければならず、毛無岱のお花畑はおあずけになりそうです。しかし春から夏に掛けて八甲田では必ずどこかで色んな花が咲いています。秋までは楽しめますよ。