八甲田レポート:ヨツバシオガマ

院長の大自然レポート

研究会とか何も予定のない時は出来るだけ山を登ろうと決めていたのですが、あまりに暑く、今日は諦めました。暑いのは苦手なのです。

山は涼しいと言っても八甲田や岩木山はそれ程高い山ではありません。気温は1000mで6℃ほど下がりますかが、麓が35℃なら酸ヶ湯で30℃ほどでしょうか。ちょっと荷物を担いで歩く気にはなれませんでした。

写真はヨツバシオガマ、夏の高山植物です。まだ梅雨明け前に撮った写真です。このヨツバシオガマですが、赤倉岳の登りや、大岳の仙人岱周辺ではもう少し大きいタイプもあります。最近の遺伝子検査では、どうやらこれは別のタイプだそうです。キタヨツバシオガマと名付けられたそうですが、井戸岳のヨツバシオガマは北アルプスのヨツバシオガマと同じに見えます。これもキタヨツバシオガマなのでしょうか。よく分かりません。

 

赤倉岳から井戸岳への稜線を歩いていると始めガスっていたのが、見る間に雲が流れて大岳が見えてきました。もっとも直ぐにまたガスってしまいましたが・・・。それでもさーっと雲が流れて遠くまで見えると、気持ちが晴れやかになります。火曜日外来を受診する子ども達の心の靄もさーっと晴れると良いなと思いながら歩いていました。

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