体調やら仕事やら色々あって、今年はまだ一度も山の頂を踏んでいませんでした。
日曜日、午後からは晴れるとの天気予報に期待し、今日は多少天気が悪くても上まで登ろうと八甲田へと向かいました。
春山と言ってももちろんまだ雪山で、天候によっては厳しい冬山に逆戻りします。登り初めて暫くは、濃いガスの中を歩かされました。それが頂上斜面を登り始めると今までの濃い霧がサアーッと流れ去り、一気に青空が出てきました。しかし気持ちが晴れやかになる間もなく、今度は猛烈な風で必死の登頂でした。何度、引き返そうと思ったことか。
積雪はまだ3m以上の雪山ですが、確実に春は近づいています。朝、硬くクラストし歩きやすかった雪面も、午後になると緩んで踵まで足が沈みました。もう少し季節が進むと雪は硬く締まり、もっと歩きやすくなるでしょう。
この数日の悪天で木々に氷がへばり付いていました。「エビの尻尾」と呼んでいます。