北帰行

院長の大自然レポート

 もう20年近く前になりますが、弘前在住の野鳥愛好家の講演を聴いたことがあります。3月21日春分の日、弘前市三和の砂沢ため池には沢山のハクチョウや鴨が集まります。北へ帰る水鳥の群れが一時羽を休めに集まるのです。それが朝の7時に一斉に飛び立つのだそうで、その話を聞いてから毎年のように春分の日の朝、砂沢ため池へ水鳥を見に出掛けています。しかし鳥がいなかったり、集まっていてもなかなか一斉には飛び立たず、まだ鳥が空を覆うような光景を見ることが出来ないでいます。

 今年も朝早くにイヌの散歩を終わらせ、砂沢ため池へと向かいました。ため池に付くともう何人かの人がカメラを構えていました。今年は最近では一番多く水鳥が集まっていました。しかしハクチョウが10?20羽ずつ、小さな群れで飛び立って行きますが、7時になっても一向に大群で飛び立つことはありませんでした。30分以上は粘りましたが、身体が冷えて諦めました。鴨が群れでうねるように飛び立つ光景をいつか見たいと思っています。今度の日曜日はまだいるでしょうか?
 後から三和にすむ人に、寒い日は飛び立つのが遅くなると聞きました。道理でと納得。とても寒い朝でしたから。

 ところでカメラを持って行ったのですが、メモリーカードを入れ忘れてしまいました。その気になって何度もシャッターを切っていたのですが、もちろん記録されていませんでした。
自分が、不注意の特性が強いのはよく理解しています。
途中で気が付いて、仕方なしにスマホで撮った写真を載せますね (^_^;

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