函館へは何度も行っているのですが、その夜景は中学校の修学旅行で見て以来、一度も見る機会はありませんでした。当時、バスで登るに連れて木々の間に見える灯りに息を飲んだのを今も覚えています。
日曜日、FOUR WINDSの秋の弘前大会の宣伝も兼ねて、函館まで遠征し、ロバートソンフィルムの学習会を開催してきました。前の晩に函館入りし、翌日の学習会に備えました。スタッフと一緒にお寿司屋さんで食事した後、函館の友人が函館山に連れて行ってくれました。しかし生憎の雨模様。夜景の美しさは半減していましたが、それでも傘を差しながら見た夜景は良い思い出として残るでしょう。
青森県にも夜景の綺麗なスポットが沢山あります。むつの釜臥山からのアゲハチョウは有名ですが、平川の志賀坊高原からの夜景も夕日が岩木山沈んだ後に街の明かりが輝き出すのが美しいです。
自分としては羽田空港に降りる時に見える川崎の工場の灯りも近未来的で美しいと感じますが、なぜ夜景を美しいと思うのでしょう。暗闇が不安や恐怖の象徴なら、灯火は安堵、安心、進むべき方向を示す目印でしょうか。
丘から見下ろす夜景は美しいと感じますが、写真で見る宇宙からの地球の夜景は電気の無駄遣いのようで醜悪に感じてしまいます。身勝手ですね。
さて、学習会の方は好評でした。ロバートソンフィルムの威力でしょう。このフィルムは2歳前後の子ども達が親と引き離された時、どのような表情、どう変化するかを克明に記録したイギリスの古いフィルムです。子どもと関わる職種、全ての方にとって必見です。しかし先日、若い小児科医にフィルム学習会の話しをしましたが、あまり興味を示してくれなかったなあ? (T_T)
今週は残念な写真になってしまいましたが、気持ちだけ (^^ゞ