大自然レポート:探鳥会

院長の大自然レポート

弘前野鳥の会では毎週第2と第4日曜日の朝、探鳥会を行っています。第2日曜日は弘前公園でした。今の公園は木々の緑が芽吹く前で、鳥たちを観察しやすい季節です。水鳥もまだ残っています。

雪が消えた土手ではツグミやシメ、アトリといった鳥たちが餌をついばんでいました。キツツキのドラミング(キツツキが木を叩く音)も聞こえます。

上空のVの字になって飛んでいく雁を観て、探鳥会の人達が、あれはマガンだとかヒシクイだとか、よく分かるものだと感心させられます。

写真上はマガモ。朝陽に照らされた緑の頭が輝いて綺麗でした。

写真下は中堀に残された獣の足跡。キツネの足跡だそうです。キツネの足跡は肩幅が狭いので一直線に伸びるのだそうです。それに比べてタヌキの足跡は2本の線になるのだとか。キツネは賢く交通事故に遭わないが、タヌキが車にひかれやすい。その理由はタヌキは真面目で臨機応変な行動が出来ず、危機が迫るとフリーズしてしまうからだと聞きました。

探鳥会では鳥だけでなく、キノコや草花、雲や動物など自然の色々に詳しい人がいて、その人達の話しを聞きながら公園を散歩するのも楽しみの一つです。

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