先日、NHKの夜のニュース番組で保育園のクラスターの話題が取り上げられていました。保育園でのクラスターがこれまでに全国で350施設ほどで起きているようです。その1/3が今年の3月から、変異型になってからのクラスターだということでした。
確かに変異型は感染力は強いです。子どもの感染者も増えているようです。
ただ、保育園のクラスターは増えていると言ってもごまんとある保育園の内のほんの2、3百です。そう不安を煽る必要も無いように思います。裏の意図を感じました。番組では解説されませんでしたが、子どもの感染者の重症度は前からの新型コロナウイルスと同様、無症状あるいは軽症の子どもが多いようです。しかし子どもは罹りにくいが、罹ると他に移す力はむしろ強いと言われています。子どもが保育園で感染し、それを家族に移して、大人が重症化するというストーリーはあり得ます。
やはり今は保育園もしっかり対策を取るべきでしょう。それには園児に手洗いマスクを徹底させるのではなく、もちろん必要ないとは言いませんが、保育園のクラスターは最初は保育士から始まることが多いようです。子どもより保育士の感染予防対策が重要です。
保育園での感染対策の徹底と保育の質との両立は困難と園長先生が嘆いていました。今の社会を回すためには保育士へのワクチンも優先して進めるべきでしょう。
将来的にですが、今のコロナも風邪ウイルスの一つとして、子どもの内に軽く罹って免疫ができ、丈夫な大人になるのではないかと予想しています。