まだ暑さに体が慣れていないからでしょう。先の日曜日の岩木山は途中でバテて、足が動かなくなってしまいました。ハアハアと息が苦しく、めまいもして、きっと軽い熱中症だったのでしょう。水分はしっかりと摂るようにしていたのですが、それでもバテて、結構しんどい山登りでした。
向かったのは赤倉コース。丁度8時から登り始め、いつもより1時間以上もかって、頂きに着いたのは13時半近く。あまりに苦しく、途中で引き返すことも考えましたが、せめて大開まではと歩を進めました。標高1430mの大開は見晴らしが良く、日本海側からの涼しい風に救われました。昼食も兼ねて、長い休憩を取り、何とか回復し、最後まで登り切ることが出来ました。年の所為もあるのでしょう。もう昔のようには登れません。
最近は熊が怖くて、最近はいつも安齋先生と一緒に登っています。安齋先生は山の花のことをよく知っていて、十五番のお地蔵さんの頭にクモキリソウが乗っているはずと、教えてくれました。クモキリソウはランの仲間で、名前の由来は花の形が蜘蛛に似ているからだとか、霧の掛かるところに生えるからだとか色々な説があるそうです。ランの仲間はどれも変わった形をしていますね。
下の写真は上の石仏の頭のお花のアップです。

花の季節には少し遅かったですが、頂上直下の雪渓の消えたばかりの所には春の花が咲いていました。
下はミチノクコザクラ、岩木山の固有種と言われています。
いつものように器量好しの第九番のお地蔵さんも森の中に静かに佇んでいました。
ところで、熱中症予防で身体を冷やすとき、脇の下や首筋、股の付け根を冷やしましょうとよく言われますが、頬や手の平、足の裏を冷やした方がむしろ効果的なようですよ。
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