岩木山レポート:春山ひとり

院長の大自然レポート

 5月5日こどもの日、岩木山を登りました。最後に登ったのは去年の6月ですからほぼ1年ぶりです。学生時代から岩木山を登るのはハードでした。標高差1300mを日帰りで登るのは若くても結構な運動量です。以前は百沢から2時間半程で登り、帰りは走って駆け降ることも出来たのですが、今はもうそれは不可能です。3時間以上掛けてゆっくり登り、降りも膝に負担が掛からぬようゆっくり降りました。行動時間は5時間半。流石に疲れました。

 さて、例年だと晴れたGW、山には何人もの登山客がいるのですが、今年は誰一人とも出会いませんでした。この季節、ひとっこ一人いない岩木山は初めてで、どこか違和感を感じました。登山も自粛するようにテレビで放送されていましたが、それは可笑しな話しです。山小屋は密閉空間ですが、集団で登るのでなければ全く問題ありません。あちこちの公園も入場を制限されているようですが、過剰と思えるものも少なくありません。心身のリフレッシュを考慮した適切な制限が必要でしょう。

 COVID-19はやや収束に向かっているようも見えます。しかしまだ分かりません。油断大敵。経済活動も少しずつ再開するべきとは思いますが、感染防止対策は必要です。最低限マスク、手洗いは続けましょう。

 写真左は山頂から望む白神岳。写真右、鳥海の斜面には例年だと何本ものスキーのシュプールが刻まれるのですが、今年はまっさらでした。

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