津軽ダム湖:春遠からじ

院長のつれづれ

 随分と温かくなり、そこかしこに春に息吹が感じられます。土曜日、冬眠させていたバイクを出してきました。路傍の雪も消え、道も乾き、走り初めに津軽ダムまで足を伸ばしました。先日テレビで水陸両用の観光バスの話題をやっていたので、ダムの上の展望施設はもう出来たのかしらと行ってみたのですが、残念ながらそこへと通じる道は閉鎖されていました。ダム湖はまだ厚い氷に覆われ、歩けそうにさえ見えました。しかし氷は岸に近いところで所々割れていて、きっともう何日が暖かい日が続くと湖面が見えて来るでしょう。

 このダムの建設風景を見るのが好きで、何度も通いました。大きなダンプが行き交い、少しずつ高くなって行くダムにワクワクしました。夜、見に行ったこともあります。煌々とライトに照らされ、感動さえ覚えました。先日、あるお母様に工事が終わり転勤することになった、お世話になりましたと外来で挨拶されました。ダム建設のために関東からいらした方でした。着工が平成19年ですから、今年までの10年余の間に二人の子どもが生まれたわけです。その子ども達も随分と大きくなりました。この子達が大人になった時、この津軽ダムを見に来ることがあるかも知れません。自分の父親が建設に関わったこの大きなダムを見て、子ども達は何を思うでしょうか。

 ヘルニアで山を登れない代わり、今年は自転車やバイクで走り回ろうと思っています。そんな訳で大自然レポートはしばらくお休みです。代わりにバイク紀行を書こうかな (^_-)-☆

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