2015年07月02日
当院の感染症発生動向(6/22~6/28)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 4例
ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・0例
その他のウイルス性胃腸炎・・・ 3例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・9例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
RSウイルス感染症・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 手足口病が流行しています。大部分は症状が軽く、治療の必要はないものですが、中には口内炎がひどく、何も食べられない子もいます。当院ではそういうときに漢方薬の桔梗湯を処方しています。それをお湯に溶いて温くしてから飲むと痛みは和らぎますよ。
2015年06月22日
当院の感染症動向(6/15~6/21)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 3例
ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・1例
その他のウイルス性胃腸炎・・・ 7例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・2例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・2例
手足口病・・・・・・・・・・・・7例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
RSウイルス感染症・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ ロタウイルス胃腸炎の流行している保育園もあるようです。上に載せたロタの子は急患診療所で診断された子でした。やはりロタの症状はかなり強く、嘔吐は頻回で2,3日続きました。ロタは大変ですね。
・ 手足口病は出ていますが、流行は今のところ小さいままです。
・ 水痘も出ていますが、予防接種を受けている子も増え、流行はごく一部に留まるでしょう。
2015年06月14日
当院の感染症動向(6/8~6/14)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 5例
ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・0例
その他のウイルス性胃腸炎・・・ 10例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・6例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・2例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
RSウイルス感染症・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 嘔吐下痢症がまた流行しています。経口補水液を準備しておきましょう。もし急で手元にない時には、ポカリスエット倍に薄め、500mlあたり塩小さじ1/3を加えると丁度良い経口補水液になります。
・ アデノウイルス感染症が流行している園もあるようです。
・ 感染症ではありませんが、喘息発作を起こす子が増えています。気候の変化や感染症が発作の引き金となることも多く、6月一杯は要注意です。
2015年06月07日
当院の感染症発生動向(6/1~6/7)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 14例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 1例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 2例
おたふく風邪 0例
百日咳 0例
リンゴ病 0例
手足口病 3例
ヘルパンギーナ 0例
アデノウイルス感染症 2例
インフルエンザA 0例
インフルエンザB 0例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 0例
・ 水痘の子が2人いましたが、ワクチンを1回接種済みの子で軽症でした。水痘ワクチンは1回だけの接種では半数が罹ってしまう可能性があります。2回接種すると罹らないで済む確率は9割まで上がります。それでも罹ることはありますが、とても軽くて済みます。予想通りワクチンを受ける子ども達が増え、水痘の数は激減しています。後、2、3年で保育園の子ども達は少なくとも1回は接種することになり、おそらくその頃には保育園での流行はほとんどなくなるでしょう。
・ アデノウイルス感染症が出ています。アデノは一年中で出ますが、夏は少し多いようです。
2015年06月01日
当院の感染症発生動向(5/25~5/31)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 9例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 5例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 0例
おたふく風邪 0例
百日咳 0例
リンゴ病 0例
手足口病 1例
ヘルパンギーナ 0例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 0例
インフルエンザB 1例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 0例
・ 溶連菌感染症の流行は継続中です。溶連菌感染症はインフルエンザなどと違って、感染力は弱いのですが、一度罹っても繰り返し罹ることもあるので、だらだらと小流行が続くのでしょう。
・ また嘔吐下痢症が流行り始めました。症状は軽い子が多いようです。
2015年05月27日
当院の感染症発生動向(5/18~5/24)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 7例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 3例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 0例
おたふく風邪 0例
百日咳 0例
リンゴ病 0例
手足口病 4例
ヘルパンギーナ 0例
アデノウイルス感染症 1例
インフルエンザA 0例
インフルエンザB 1例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 0例
・ 溶連菌感染症の流行は続いています。
・ 予想通り手足口病が出てきました。手足口病の口内炎の多くはそれほど強くなく、治療薬もないので何も処方しないことが多いのですが、時に口の痛みが強く、何も食べられないことがあります。その時は痛みを和らげる治療をします。
・ 嘔吐下痢症は出ていますが、それほど大きな流行にはなっていません。
2015年05月11日
当院の感染症動向(5/4~5/10)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 7例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 3例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 0例
おたふく風邪 0例
百日咳 0例
リンゴ病 0例
手足口病 0例
ヘルパンギーナ 0例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 0例
インフルエンザB 0例
RSウイルス感染症 1例
マイコプラズマ感染症 0例
・ GWのため3日間だけの集計です。溶連菌感染症の流行は続いています。
・ インフルエンザは0になりましたが、まだ所々で小流行があるようです。今年は大きな流行にならなかった代わりに、だらだらと続きました。しかしそれも直に終わるでしょう。
・ GW中の急患診療所で手足口病の子が来ました。そろそろ弘前でも出てきそうです。
2015年04月27日
当院の感染症動向(4/20~4/26)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 17例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 1例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 1例
おたふく風邪 0例
百日咳 0例
リンゴ病 0例
手足口病 0例
ヘルパンギーナ 0例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 4例
インフルエンザB 0例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 0例
・ 溶連菌感染症の感染力はそれほど強くなく、大流行することはないのですが、先週は随分と多く出ました。症状が軽くても疑わしい場合は積極的に調べた方が良さそうです。
・ 4月、新学期が始まり、新入園児達が風邪を引き始め、外来は混み出しました。これという特徴的な流行はなく、ただの風邪引きさんが多いようです。
・ 青森市で手足口病が出てきているようです。手足口病は夏風邪の代表です。感染症サーベイランスでも季節は夏へと変わりつつあるようです。
2015年04月24日
当院の感染症動向(4/13~4/19)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 7例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 2例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 1例
おたふく風邪 0例
百日咳 0例
リンゴ病 2例
手足口病 0例
ヘルパンギーナ 0例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 7例
インフルエンザB 0例
RSウイルス感染症 1例
マイコプラズマ感染症 0例
・ 溶連菌感染症が多いようです。
・ 高熱が続く風邪が流行いています。中には4,5日以上熱が続く子も出ています。
・ インフルエンザもまだチラホラと出ています。大きな流行にはならないでしょうが、散発的に局所的な小さな流行を繰り返しています。
2015年04月14日
当院の感染症発生動向(4/6~4/12)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 4例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 2例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 0例
おたふく風邪 0例
百日咳 0例
リンゴ病 0例
手足口病 0例
ヘルパンギーナ 0例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 5例
インフルエンザB 1例
RSウイルス感染症 1例
マイコプラズマ感染症 0例
・ インフルエンザはまだ2、3の保育園で流行していますが、まもなく終息するでしょう。
・ 溶連菌感染症が依然多いようです。
・ RSやヒトメタニューモウイルスなどのゼイゼイしてくるウイルス感染症が流行しています。
・ 感染性胃腸炎も出ていますが、症状は軽微です。南の方の県でロタウイルスが流行しているとの情報がありました。ワクチンをやっていても罹っているようですが、やはり接種してある子の症状は軽いようです。
2015年04月05日
当院の感染症動向(3/30~4/5)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 13例
ロタウイルス性胃腸炎 0例
その他のウイルス性胃腸炎 7例
細菌性胃腸炎 0例
水痘 4例
おたふく風邪 1例
百日咳 0例
リンゴ病 0例
手足口病 0例
ヘルパンギーナ 0例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 2例
インフルエンザB 1例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 1例
・ インフルエンザの流行はほぼ終息しました。
・ 溶連菌感染症が流行中です。それほど症状の強くない子もいます。熱と喉の痛みがあって咳、鼻水がない時、熱がなくても怪しい発疹があるなど溶連菌が疑わしい時には積極的に検査をして確認すべきでしょう。
・ 水痘、おたふく風邪が出てきました。水痘はワクチンの接種率が上がれば流行はしなくなるでしょうが、おたふく風邪ワクチンは定期接種化までまだ時間が掛かりそうです。おたふく風邪は治療薬がなく、髄膜炎や難聴など合併症の多い疾患です。任意でも積極的に接種することをお勧めします。
2015年03月31日
当院の感染症動向(3/23~3/29)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症 11例
ロタウイルス性胃腸炎 1例
その他のウイルス性胃腸炎 8例
細菌性胃腸炎 1例
水痘 1例
おたふく風邪 0例
百日咳 0例
リンゴ病 1例
手足口病 0例
ヘルパンギーナ 0例
アデノウイルス感染症 0例
インフルエンザA 5例
インフルエンザB 3例
RSウイルス感染症 0例
マイコプラズマ感染症 0例
・ インフルエンザはまだ弘前市周辺部で出ているようです。
・ 依然、溶連菌感染症が多く注意が必要です。溶連菌感染症の症状は発熱、咽頭痛です。イチゴ舌、発疹などは発症早期でははっきりしません。嘔吐で始まり胃腸炎と間違われることもあります。
・ ウイルス性胃腸炎はそれほど大きな流行にはなりそうにありません。