インフルエンザ

院長のつれづれ

 例年インフルエンザの流行するこの時期、何となく体調の悪くなることがあります。しかし山へ行くのを諦め、安静にしていると数日で回復します。おそらくインフルエンザには感染するのでしょうが、検査しても出ないし、発症せずに治っているのだと思います。「体の中でインフルエンザのウイルスと戦っているのが分かる」なんて冗談を言っていました。ごく微量のウイルスに感染し、それが丁度生ワクチンを打っているのと同じになるのでしょう。だから自分はインフルエンザには罹らないと高を括っていました。
 それが先週金曜日の夜、少し体調が悪くなり、「おっ、来たかな?」と思ったのですが、土曜日、朝から少し熱っぽく、夜には38℃を超えてしまいました。日曜日、クリニックで検査するとインフルエンザのBが陽性に出ました。漢方薬を飲んで、安静にするしかありません。丸二日間、寝込みました。頭痛とめまいが辛かった。奥さんにはマスクをしないからだとめっちゃ怒られましたが、今まではマスクをしなくても罹らなかったのに、何で今年は罹ったのでしょう。若い頃はインフルエンザに罹っても寝るだけで、一晩で熱が下がったのに。多分年を取り、体力が衰えるのと共に自分の免疫力も衰えてきたのでしょうね。あるいは今年のB型インフルエンザに対して免疫がほとんど無かったか。僕の免疫という鉄の鎧も大分ほころびが目立ってきたようです。

 咳は出なかったので、そんなにはインフルエンザウイルスを周囲にばらまくことは無かったのではと思っていますが、マスクをせずに診療して、土曜日に診察した方達にはもしかしたら移してしまったかも知れません。もし僕にインフルエンザを移された方がいたとしたら謝る他ありません。昨日から熱は下がり、今日の迅速検査でインフルエンザは陰性。予定通り明日から診療を再開します。皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます m(_ _)m

ふう、油断大敵ですね。

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