3月最後の日曜日、Y先生と砂沢ため池から廻堰、十三湖へとバードウォッチングに出掛けました。冬の間、氷結していた池や沼が溶けて水面が現れると、南の方から渡ってきたガンやカモ達がそこに集結し、羽を休めます。そして朝、夜が明けると一斉に飛び立ち、周辺の田んぼへと採餌に向かいます。それを「ねぐら立ち」と呼んでいます。その「ねぐら立ち」を観ようと朝早く、まだ暗いうちに弘前を後にしました。
しかし残念なことに殆どのガンは北へと旅立ったようです。先週まで数万羽の雁鴨が集結していたそうですが、今年の雪解けは早く、残っていたのは少しの白鳥と鴨たちだけでした。
残念ながらねぐら立ちを観ることは叶いませんでしたが、まだ残っている鴨や鷹、他の沢山の野鳥を観察することが出来ました。

写真は上はジョウビタキです。(ベンゼ沼で)
ジョウビタキはヒタキ科の冬鳥です。頭が銀色、羽が黒で体がオレンジ色の美しい鳥です。ヒッヒッと鳴きますが、これは地鳴きです。ヒタキ科のヒタキという名前はヒッヒッという地鳴きが「火を叩く」(火起こし)音に似ているところから来たそうです。ヒタキ科の仲間は他にキビタキやオオルリなどがいて、どの鳥も美しく囀りますが、ジョウビタキもきっと美しく囀るのでしょう。冬鳥なので囀りを聞くことが出来ないのが残念です。
写真下は十三湖の近くの明神沼で見かけたアオサギです。アオサギは弘前公園でもよく見かけます。よく見ると美しいサギですね。
この日は他にもチョウゲンボウやミサゴといった鷲鷹科、オオジュリンやオオセッカなどのヨシ原の鳥も観察できました。しかし何せ動きが速く写真には撮れませんでした。
今年の3月はイベントが多く、「ねぐら立ち」の観察を逃してしまいました。来年まで「おあずけ」です。
