夏休み

院長のつれづれ

もう一度3000mの稜線を歩きたいと去年も今年も、7月の末に1週間の夏休みを取りました。しかし去年は友人の怪我、今年は自分の膝痛の回復が思わしくなく、残念ながら山を諦めました。

山を登る代わりに今年はその友人と三陸海岸を旅してきました。三陸の景色を楽しみたいというのもありますが、15年前の東日本大震災で医療支援に向かった大槌町が、その後どの程度復興しているかがずっと気になっていました。

大震災の後、これまで2度ほど大槌町を訪れたことがあります。一度はその時の一緒に行ったスタッフと、もう一度は一人でバイクを走らせました。それももう10年ほど前のことです。その時はまだ殆どが更地で、仮設住宅が建ち並び、瓦礫が片付いたばかりという状態でした。

10年ぶりに訪れた大槌町は、まだ海岸近くに更地の場所は残っていましたが、家々が立ち並び、確実に復興しているのが分かり嬉しかったです。

友人と八戸で待ち合わせ、そこから三陸海岸を、高速を使わず、出来るだけ海岸線をなぞるように車を走らせました。しばらく走り三陸のリアス海岸に入ると、殆どの海岸に高さ10mを越える防潮堤が築かれ、景色が一変していました。港へ行くにはその防潮堤の開閉可能なゲートをくぐらなければなりません。住宅はその壁の陸側です。昔はきっと住宅からも海が見えていたのでしょうから、景色は今と全く違っていたでしょう。思わず進撃の巨人を連想してしまいました。津波から守るためとはいえ、少し複雑でした。

写真上はリアス式海岸に入る前の防潮堤。その下はネットから見つけてきたゲートの写真。

下は大槌町。遠くに防潮堤が見えます。4枚目の写真が我々が泊まった大槌高校の今。夏休みなのでしょうが、体育館からは部活の生徒達の声が聞こえていました。そう言えば15年前も彼らの元気な声が聞こえ、励まされたのを思い出しました。

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