岩木山レポート:弥生の大雪渓

院長の大自然レポート

 久々の大自然レポートです。

 くしゃみでヒビの入った肋骨はまだ少し痛みますが、随分と良くなり寝返りも出来るようになりました。そろそろ運動しても良い頃だろうと日曜日、車にボードを積んで岩木山へと出掛けました。
 幸い朝から目の覚めるような快晴。山の頂が青空に眩しく輝いています。久々の山なので無理をせず、八甲田でもと思ったのですが、山頂から麓まで滑り降りられるのは今しかない、多少きつくてもと岩木山へ向かったのでした。選んだコースは弥生コース。沢の上部がカール状に広々として、スケールの大きな滑降を楽しめます。4時間ほどで登れるだろうと踏んでいたのが、体力の衰えは予想以上でかなりしんどかった。5時間以上も掛かってしまいました。こんなに辛い山は久々でした。正午を過ぎると山の気温はどんどん下がります。登頂が遅れ、滑り出した2時半頃には雪が硬く締まってきました。コブのない急斜面。もし転んだら止まらないと思うと、滑るのが少し恐かったです。

 今年は黄砂が少ないようです。加えて最近新しく雪が降ったのでしょう、山は白く美しかった。ボードを担いで登るのはかなり辛かったですが、やはり山へ行くと木々や鳥たちの囀りに癒され、日頃のモヤモヤが晴れ、明日からまた頑張れる勇気を貰える気がします。これからまた時々大自然レポートを載せますね。来週は八甲田へ行こうかな?
どこを登るか、どのコースを滑るかと考える時間も楽しいものです。

 写真は弥生の肩から山頂を見上げたショットです。

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