年末から1週間ほど、東京の娘家族が遊びに来ていました。年明けには札幌の息子家族も加わって、正月の我が家は大変賑やかでした。年末からの大雪は東京の子ども達にとっては新鮮だったようで、きっと別世界に思えたことでしょう。去年の正月は少雪で雪をかき集め、ようやっとで雪だるまを作りましたが、今年の正月はたっぷりすぎる大雪で、彼は父親にも手伝ってもらって、大きな滑り台とかまくらを作っていました。滑り台は大人の背丈ほどもあるもので、階段も作ってあります。思う存分、津軽の冬を楽しんで帰って行きました。
雪原を歩くのがよほど楽しいのでしょう、踏み跡でなく、ズボズボとわざと深い雪を「助けてくれ〜」と叫びながら歩いていました。そう言えば自分が小学6年生の頃、鹿児島から北海道に引っ越して初めての冬、雪が楽しくて、わざと身体を雪の上に投げ出して遊んだことを思い出しました。もしかして僕が雪山で人の歩いていないルートを歩くのが好きなのと同じ気持ちなのでしょう。
僕は雪かきは嫌いではありません。自分のやった成果が目に見えるのですから。自分が雪かきした道を、誰か他の人が歩くのを見て嬉しく思います。もっとも流石の僕も今年の雪は大変で、連日の雪かきに酷い肩こりになってしまいました。
もう少し雪の季節は続きますが、いずれ季節は替わります。
もう少しの辛抱です。