ご褒美とお仕置きと

院長のつれづれ

 昨年1年間、学会開催ため山へも行かず忙しく準備していました。お陰で盛況の内に終えることができ、弘前大会は成功だったと言って良いでしょう。その自分へのご褒美で1月9日を休診にして3連休とし、ニセコへボードに出掛けました。しかしこの1年間、ほとんど運動らしい運動もせず、体力は落ちる一方。ボードも結構体力を使うスポーツです。体を動かそうにも思うように体が動きません。少し滑っただけで直ぐに疲れ、足腰が言うことを効かなくなります。思う存分楽しむとは行きませんでした。むしろ自分のふがいない滑りに落胆することしきり。まあそれでも友人達と楽しい一時過ごすことができたのは良かったです。

 ただ、実は旅行の直前に自分でやった検査(腫瘍マーカー)でちょっと心配な値が出ていました。旅行中、そのことが気にならなかったとは言えば嘘になります。検査結果を山岳部の先輩に相談したところ、「それはバイオプシー(生検:組織を採取して顕微鏡で見ること)した方が良い、国立病院に紹介状を書いてあげる」と言われ、急遽、連休明けの12日午前中を休診にして、受診してきました。やはり国立病院の先生にも検査しましょうと言われて、1月末に検査入院することになりました。これは何かのお仕置きでしょうか。少しは自分の体をいたわりなさいという忠告でしょうか。まあもし悪性だったとしても初期の段階で重症度は低いと思うのですが、またクリニックを休診にしなければならないのは気が引けます。開腹なんてことになればまた体力がなくなるな? (v_v)

 まあこの年になるとあちこちにトラブルが出てくるものなのでしょう。それと上手に付き合おうと思っているのですが・・・。

 写真はニセコの最終リフトから30分程登ったニセコアンヌプリの山頂です。ここからの滑走はふわふわの深雪で最高でした。

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