バードウォッチング:北帰行

院長の大自然レポート

 毎年、この時期、このタイトルでブログに北へ変える水鳥たちを載せています。以前、ある人の講演で春分の日の朝7時。砂沢ため池で水鳥立ちが一斉に飛び立つと聞き、それから毎年それを見に出掛けていました。しかしカモはいても、ガンが一斉に飛び立つ所をなかなか見ることが出来ませんでした。野鳥の会の人に聞いたところどうやら朝7時ではなく夜明けの頃だそうです。この時期の夜明けの時刻は5時半ころですから、その頃には現地で待機しておいた方が良いとアドレスを受けました。しかしそうは言っても向こうに5時半に付くとなると弘前を5時前に出なければなりません。

 日曜日、出発が少し遅くなってしまい、付いたのは6時少し前。沼の手前の田んぼで上空を数百羽のマガンが餌場へと向かって飛んで行きました。やっぱり少し遅かった。しかし廻堰のほとりで少し待っていると鴨たちが一斉に飛び立つのに遭遇。そのおびただしい数に圧倒されました。ハクチョウやガンは夜明けと共に採餌のために沼を離れるのですが、カモの餌は主に水草で昼間もそのまま沼に留まります。おそらく猛禽類か何かに驚いて一斉に飛び立ったのでしょう。一羽が飛び立つとそれにつられて他のカモも飛び立つのです。

 今、ここにいるカモやガンの多くは仙台の近くの伊豆沼から渡ってきたそうです。砂沢ため池や廻堰は北帰行の中継地なのです。彼らがガンやカモ達が更に北へと旅立つのももうすぐです。

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