テレビCM

院長のつれづれ

どうやら今、テレビに僕が出たCMが流れているようです。実は昨年秋、ある業者から頼まれ、県がプロデュースするCMの出演を引き受けてしまいました。しかし僕はその趣旨を勘違いしてたのです。このコロナ禍で視聴者の皆さまにメッセージを伝えて欲しい、コロナ禍の日常生活で子ども達にどう接して行くかを伝えるのだと思ったのです。しかし県の考えていた趣旨はちょっと違っていたようで、「エセッシャルワーカーが利用者からありがとうを言われて勇気付けられた。それに対して感謝を述べる」ということでした。ちょっと残念でしたが、赤平にペアトレと同じですよと言われ思い直しました。確かに自分が「ありがとう」と感謝することで、下手な説教を垂れるよりむしろ伝わることも多いと思います。
僕のメッセージは「子ども達の笑顔に癒やされています。ありがとう!」
そして外来で子ども達に「先生、観たよ!」と言われ、その笑顔に癒やされていました。

ペアレント・トレーニング、略してペアトレの基本は子どもに肯定的なメッセージを与え、好ましい行動を増やすことにあります。好ましくない行動は見て見ぬ振りをします。子どもは親に認められたい、褒めて欲しいと思っていますから、知らん顔される困った行動は減り、褒められる好ましい行動が増えるという理屈です。

ところでそのCMは自分では見ていません。あまり見たくもありません (^_^;)

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