八甲田レポート:お花畑

院長の大自然レポート

まだ梅雨が明けないこの時期は山の花々が一番輝く季節です。下毛無岱の湿原ではワタスゲがその穂を風に揺らし、大岳の山頂斜面ではチングルマの群落が一斉に咲き出していました。井戸岳の斜面にはミヤマオダマキが群生し、八甲田には中腹から山頂まで、白、青、赤、黄色など色とりどりのお花畑が広がっていました。今年は春の花と夏の花が一度に咲いたようです。幾度となく八甲田を登っていますが、これほどの良いタイミングで登ったのは初めてかも知れません。大分、体力も戻ってきましたが、沢山の写真を撮りながらの登山で時間が掛かってしまいました。昔からの癖でつい山行時間を気にしてしまいますが、時間にしばられての登山は勿体ないですよね。山を楽しまなくちゃ。

下毛無岱のワタスゲです。井戸岳のミヤマオダマキ

同じく井戸岳のチングルマ仙人岱近くで撮ったピングがイワカガミ、黄色はミヤマキンポウゲ、白はツマトリソウ?あれ?花びらの数が違うかな。もう一枚。大岳の斜面一面に咲いていたチングルマです。まだまだ撮りましたが、この位にしておきます。

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