八甲田レポート:冬の終わり

院長の大自然レポート

 春分の日、久し振りに出掛けた八甲田、もうすっかり樹氷は消え、春の近いのを感じます。しかし先週からの寒気に、氷の鎧を下ろしたばかりの木の枝は再び凍りつき、寒そうに揺れていました。 しかし硬いアイスバーンの上に10cm程の新雪が積もり、登るのには、そしてボードで滑り降りるのにも快適でした。少しずつ体が慣れてきたのか、背中のボードも重くは感じませんでした。来週は急患診療所、再来週は東京で、きっと今シーズン新雪を滑るのはこれが最後でしょう。
 残念ながら視界は悪く、綺麗な写真は撮れませんでしたが、時折の日の光はもう春の日差しで、酸ヶ湯対岸の稜線が眩しく輝いていました。

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