八甲田レポート:樹氷の森

院長の大自然レポート

 久々の大自然レポートです。

 昨年11月に始まった腰痛も少しずつ癒え、なんとか雪かきもできるようになりました。衰えた体力を取り戻すにはやはり山へ行かなきゃと日曜日空をにらみながら八甲田へと出掛けました。北や南では暴風雪で大変だったようですが、何故か津軽地方は穏やかに晴れていました。出発が遅れ、八甲田大岳は諦め、その隣と硫黄岳を目指しました。標高は大岳より200m低く、仙人岱ヒュッテより僅かに高いだけです。幸いトレース(登った跡)が着いていて、自分でラッセルすることなく随分と楽をしてしまいました。しかし今の自分にはそれで充分。無理せず少しずつハードルを上げるつもりです。

 さて、今年は里も少雪ですが、山の積雪も例年より1mは少ないようです。樹氷も貧弱でいつものモコモコのモンスターにはほど遠く、痩せて枝が見えています。しかしそれでも広々とした斜面に樹氷の森が広がる様は壮観です。やはり自分には山が合ってる、山を登ると気が満ちるように思えます。今年はまた山を登ろうと思ったのでした。

 昨日の大雪で積雪はようやく平年並みになったようですね。昨日の新雪、今日は今日で除雪車が置いていった固い雪を片付けるのに二日連続で朝から汗を流していました。これもトレーニングの一環と信じて (^_^;

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