学会と観光と

院長のつれづれ

 全国、様々な場所で学会が開催されますが、勉強もさることながら、その土地その土地の名所旧跡を訪れるのも楽しみの一つです。今年の外来小児科学会は四国、香川県の高松市で開催されました。香川県と言えば讃岐うどんでしょうか。しかしそれを食べる機会はほとんどなく、やはり最後はうどんで締めようと、初めて食べたのは帰りの空港でした。
 さて、高松へ行くのは初めて。ネットで観光名所を調べると栗林公園が出てきました。僕にはその公園についての知識はありませんでしたが、どうも有名な公園のようでした。ミシュランガイドの三つ星だとか。歴史は古く、讃岐高松藩の歴代藩主により百年あまりの歳月をかけて完成とあります。松の緑濃い紫雲山を借景とし、広大な敷地にいくつもの池や築山を配置し、趣のある自然石や手の込んだ松の剪定など見所は沢山。園内の案内図を片手に一回りするのに1時間以上も掛かりました(地図がないと自分がどこにいるのか分からなくなるほどです)。

 多分、我々が弘前公園を愛するのと同じように地元の人に愛されていると直ぐに分かりました。沢山のボランティアの方が観光客を案内し、熱のこもった解説をされていました。高松は遠いですが、もし機会があったら皆さんも是非一度、訪れてみてはいかがでしょうか。

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